誕生のものがたり|T.K GARMENT SUPPLY

繊維と職人の街、福井生まれのブランド「T.K GARMENT SUPPLY

1990年代前半、代表 竹内宏之の父の仕事である生地の卸売業を継ぎ、30年数年前にアメリカの古着の輸入卸売をはじめる。古着の中には当然ながらサイズ感や汚れ・破損など、様々な課題がある事に気づいていく。

古着が持つ様々な課題を解決すべく試行錯誤を重ねていく過程で、リペアする事で全く新しい魅力が生まれ、古布を新品として新しく生まれ変わらせることが出来ることに気づいた。まだ衣類に対してREMAKEという言葉が使われた事もなかった時代。
これが「T.K GARMENT SUPPLY」誕生の瞬間である。

 

2. REMAKE

目の届く場所で責任を持って転生させる。

古布は一つとして同じものは無い。

例え同じメーカーであったとしても使用された年代、気候、保存状況、ほつれや破れ、私達T.K GARMENT SUPPLYのプロダクトは古布を分解する事から始まる。まさに破壊と再生だ。

裁断された古布は端切れ一片たりとも無駄にしない。その想いが形になったのがT.K GARMENT SUPPLYのパッチワーク技術である。職人達の手により新たな価値が生まれ情緒あるプロダクトに変わっていく。

古布を再生させる事がSDGs的であり、環境問題への取り組みとして評価されているが、決してSDGsや環境問題の為に活動している訳ではない。

心から古布に魅了され、ロマン溢れる生地を愛してやまないその想いが結果そのように評価される時代になっただけである。